暗号

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今月の3日付、毎日新聞朝刊トップに「岩倉具視の暗号表発見」したとの報道がありました。1877(明治10)年勃発の、西南戦争時の右大臣であった岩倉が使っていたものとのことでした。現代のコンピューターで広く使われている素数中心の暗号とはいささか趣を異にし、「円盤を回して文字を変換する仕組み」とのことで、写真でみている限り子供が星の位置を調べる星座表のようなものでした。

出版社や新聞社、大学などが出す月刊誌紙が面白く、毎月数十種を楽しんでいる。何よりも定期購読費が安く、おおむね一冊80円から100円なのが気に入っています。
一月遅れなのですが、先月一月号の「一冊の本(朝日新聞出版)」の中で、「暗号」にかかわる記事に引っかかりを覚えていたので、記してみたいと思います。

誌中の中ごろに「目白雑録⑥」、「もっと小さいこと④ 作家 金井美恵子」さんの小文が掲載されており、毎月歯切れのいい文章を楽しませてもらっています。今号の主テーマは在日アメリカ大使に就任されたケネディ大使で、彼女の父君の凶弾に倒れたケネディ大統領や金持ちケネディ家を引用し、安部総理や石破自民党幹事長等への皮肉りと多彩な文章構成でまとめられています。

さて、暗号とは、この文章中の最後の結びの下りの、『・・・・・それは長いこと日本のアメリカ文化受容に影響を与えたはずで、キューブリックの「2001年宇宙の旅」(68年)の大型コンピューターが「ハル」と名付けられているのは(「ハル)は人間に反逆するというのに?」)ライシャワー婦人の日系米人ハルさんの名前からとられているのだ、という説を当時何かで読んだことがあるくらいなのだが・・・・・・(引用)』。

当時小生はこの映画がお気に入りで、このハルはカタカナのハルではなく、「HAL」と表記され(字幕もアルファベットでした)、米ソの冷戦下の暗号として、「Hの一字下がI」、「Aの一字下がB」、「Lの一字下がM」で、HALとは「IBM」のことだと勝手に考えていました。単純な暗号です。ハルという単語は、日米間では慎重に考えるべき謎の単語で、真珠湾攻撃に踏み切る重大な文章として「ハルノート」がありますが、ここで使われるカタカナハルのライシャワー婦人と、HALはまったく違うものだと考えています。

小生がまだ青年期に入る直前の時の発想で追いかけたものなので何の根拠もないのですが、金井さんの文章を読んで久しぶりにHALにまつわる小生の青年期のことを懐かしく思い出しています。


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