フエの自動車

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ベトナム中部の都市「フエ」を訪れました。ホイアン・ダナン・フエの順で訪問し、連日37℃から39℃の猛暑が続いたため、いささかバテ気味でした。古いお寺に辿り着きました。その、お寺で保管されている、自動車「オースチン」です。2枚目の写真のボンネットを上げている車がこれです。古いですが、1963年6月11日、南ベトナム政府の仏教弾圧に抗議し、首都サイゴンの路上で僧侶クアン・ドック師が焼身自殺しました。自動車は、焼身自殺の覚悟を決めたクアン・ドック師を乗せてサイゴンまで運ぶのに使われたものでした。これ以降、反政府デモが激化していきます。お寺はフエの「ティェンムー寺」。63年と言えば、小生は15歳の年。このお寺に車が保存されているとはもちろん知らず、車を見てもお寺に車が残されているのは何故と不思議に思うばかりでした。案内板を読んでみてやっと理解しました。新聞で読んだ、この焼身自殺の事件は覚えていました。半世紀前の事件ですが、巡り合え記憶が蘇ることで今回の旅の意味が掴めたように感じています。

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燃え盛る炎の中で座位の姿勢を崩すことなくお亡くなりになった、僧侶クアン・ドック師です。

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嗣徳17(しとく)年はベトナム暦で1864年のこと。日本ではこの3年後に大政奉還が行われます。

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フエでお会いしたお坊さん。結婚はしない。肉食もしない等々厳しい戒律に従い生活するのだそうですひ。子供のお坊さんもいて、真剣に修業していました。ただ、子供は頭の全面丸刈りではなく、尻尾のようなものから後頭部を束にしたものまでいくらか毛髪の一部を残しており、現実の一般社会に戻れるように配慮するしきたりのようでした。

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グエン朝の居城。歴代王様が暮らしていたそうで、あの激しい戦争を生き延びたそうです。

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